三階席のメモ

自身の備忘録。気まぐれで追加していきます。

新派への憂い

森本健介・小川絵莉・田口守

森本

自分も年を重ねましたし、今の年齢を活かせる、そしてこの高齢化社会にも合った新作が欲しいですね。

小川

先輩たちがお元気なうちに、古典劇を後輩たちと共にご一緒したいです。”声が芸”の新派を伝承しなければ。

田口

僕もそう思う。好きな作品も今後の新派への思いも、どちらも古典の良さをきっちり伝えていかなければと思っています。何度も上演を重ねて練り上げられ、古典と呼べる名作が新派にはいっぱいありますから。

「新派四季暦」『ほうおう』令和4年6月号(通算529号))